ストレスにしかならない夫とは離婚することを視野に入れるべき?

浮気、DV、著しい浪費など、一般的に離婚原因にあたるような行為を旦那がしているわけではないけれど、それでも離婚したいと思っている方も多いでしょう。

旦那からのストレスに限界を感じて離婚したいと思っていても、離婚後の生活への不安や自分の我慢が足りないのではないかという気持ちから、離婚するべきか深く悩んでしまいますよね。

ですが、無理をしてストレスを感じる相手との生活を維持することで、病気になってしまう危険性もあります。

今回の記事では、ストレスを感じる夫の特徴と危険性について紹介します。

離婚するにせよしないにせよ、まずはその原因を考えてみることが解決策を探るための第一歩となるでしょう。

ストレスを感じる夫の特徴

・家庭を省みない

夫があまりにも家庭を省みず、改善をする気がないことから、離婚を考える方は多いです。

家にいてもダラダラしているだけで家事も育児も手伝ってくれない、家事や育児は妻の仕事と決めつけているといったパターンですね。

夫は家事・育児の分担をしようとしていて空回りしている等、改善しようとしていてもそれがうまくいかないだけであれば、二人で改善点を話し合っていくことができます。しかし、こちらがどれだけ働きかけても夫には改善する気がない場合、夫がそのような考え方だと割り切れるかどうか、検討していくしかなくなりますね。

・高圧的

本人は感じたままを口にしているだけでも、言い方がキツいと、言われた側は嫌な気分になったり喧嘩している気分になってしまいます。

また、まるで自分の所有物や部下であるかのように扱われ、常に高圧的な接し方をされると、どんどん萎縮していってしまい、自分の意見を伝えることもできなくなります。

このような行動をとる人は、本心から良かれと思っていることが多く、自身の行動が相手にストレスを与えるものだということを理解していないケースがほとんどのため、かなり厄介です。

・口うるさく言ってくる

家事や育児の分担はしてくれるものの、相手に求める基準が高く、その基準に達していないと指摘を繰り返すタイプの方もいます。例えば、掃除をしたらまだホコリが残っているなどと言われたり、テレビのリモコンの位置がいつもと違っていたと言ってきたりします。

このようなタイプの配偶者の場合、お互いのストレスを減らすためには、妥協点を探っていくことが大切ですが、こだわりが強い人の場合、それが難しいこともあります。

旦那へのストレスが原因で起きてしまうこと

気になる配偶者の特性について、割り切ったり気にしないでいることができれば良いのですが、配偶者へのストレスが限界を超えると、心身が故障する原因となってしまう危険性があります。

それによっておきてしまう事態について紹介します。

自分や子どもに精神・身体に不調が出てしまう

母親が精神的に安定していないと子どもは不安を感じます。極端なケースかもしれませんが、常に他人の顔色をみたり気をつかい自己表現できない性格になる可能性があります。

不眠症・拒食症・胃潰瘍など身体に不調が出る

夫によるストレスが元で、慢性疲労・下痢・頭痛や食料不振、不眠、うつなどの症状に悩まされてしまう危険性があります。

夫の言動によるストレスで妻の自律神経やホルモンバランスに失調をきたし、それが原因で心身に不調をきたす病のことを「夫源病」ともいいます。

検査を受けても肉体的な異常はなく、夫が出張や休日出勤などでいないときには症状が治まるのが特徴です。

 

このようなリスクを抱えたまま生活することは難しいと思うのであれば、思い切って離婚するという選択をするのは決して間違ったことではありません。

旦那からのストレスに限界を感じ、とにかく話したい人は一度カウンセラーに相談することをおすすめします。

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