こんな理由でも離婚できる?離婚理由は100人100通り

離婚理由の1位は男女ともに「性格が合わない」性格の不一致です。
男女別によってさまざまな離婚理由はあります。

妻側の離婚理由

令和元年度の司法統計妻側が離婚にふみきった理由は、以下の順で多くなっています。

1.性格の不一致

2.生活費を渡してくれない

3.精神的虐待

4.暴力

5.異性関係

6.その他

7.浪費・ギャンブル

8.家庭を省みない

9.性的不調和

10.家族親族と折り合いが悪い

11.不詳

12.酒を飲み過ぎる

13.病気

14.同居に応じない

女性の場合の特徴は、DVやモラハラが離婚の直接的な原因となることも多いようです。ひどいDVやモラハラを受けて身体や精神に影響が出ている場合、相場より多く慰謝料を獲得できる場合もあるでしょう。弁護士に相談して、慰謝料の目安を聞いてみることにより、将来の暮らしが大きく変わる場合があります。

夫側の離婚理由

夫が離婚を申し立てた理由のランキングは、次のようになりました。

1.性格の不一致

2.その他

3.精神的に虐待する

4.異性関係

5.家族親族と折り合いが悪い

6.浪費・ギャンブル

7.性的不調和

8.暴力を振るう

9. 同居に応じない

10.家庭を捨てて省みない

11.生活費を渡さない

12 .不詳

13. 病気

14.酒を飲み過ぎる

男性の場合には、異性関係や家族親族との不和など、周囲の人間関係が関与するケースが多いようです。

離婚3つの方法

離婚の方法はご存知ですか?多くの場合は、協議離婚で離婚しています。

①協議離婚

夫婦間で話し合い、離婚に合意することによって離婚する協議離婚を目指すのが一般的な離婚方法です。
明確な離婚理由はなくてもよく、当事者双方が離婚届けに必要事項を記載して提出さえすれば、離婚できます。
しかし、離婚を焦るあまり、後々金銭的なトラブルや親権をめぐるトラブルも起こりやすく要注意です。協議離婚は夫婦二人だけで離婚できますが、金銭トラブルが起こらないよう、専門家を交えて離婚を勧めていくことをお勧めします。

②調停離婚

離婚の合意をするために、家庭裁判所で調停委員をまじえた話し合いをする離婚です。
夫婦間で会話ができない、夫(妻)が離婚に同意してくれない、離婚の条件で合意がまとまらないなどの場合は、調停離婚となります。期間は数か月から1年ほどかかる場合もあります。
なお、離婚の場合には、訴訟をする前に必ず調停を行わなければならない決まりになっています。これを調停前置主義と言います。

③裁判離婚
裁判離婚は、離婚を求める訴えを提起するもので、調停で離婚成立に至らなかった場合に行います
離婚が認められるための条件が定められていることが必要で 時間と手間がとてもかかるため、離婚の最終手段と言えます。この裁判で離婚を認めてもらうか、裁判手続きの中で和解が成立すれば、離婚します。
なお、裁判で離婚を認めてもらうためには、法定離婚事由と言い、民法770条に定められた離婚理由が必要です。
(裁判上の離婚)
第770条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

①配偶者に不貞な行為があったとき。

②配偶者から悪意で遺棄されたとき。

③配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。

④配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。

⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

「裁判上の離婚」が認められるかどうかは、素人の勝手な判断ではわかりにくい部分でもあります。
あなたのケースで裁判離婚が認められるか知りたい場合は、弁護士に詳しい状況を説明して判断してもらいましょう。

「性格の不一致」だけで離婚できる?

離婚理由で最も多いのが、性格の不一致です。性格の不一致と言っても、その内容は多岐にわたります。性格の不一致だけで離婚できるのか、詳しく説明します。
結論から言えば、相手が離婚を同意していれば、離婚は可能です。現時点では同意できていなくても、話し合いから同意を得ることができる可能性はあります。離婚の同意があれば協議離婚をすることができます。そのため、協議離婚の場合は、離婚理由に関係なく、役所に離婚届けを出すことで離婚は成立します。
相手が離婚を同意しない場合は、調停離婚に進みます。これは家庭裁判所で離婚に向けた話し合いを進めるもので、話し合いには男女二人の調停員が同席します。最初は離婚をいやがっていても、第三者が入った話し合いで同意を得られることもあります。この場合も、協議離婚と同じように、「性格が合わない」という理由で離婚できます。
協議離婚でも同意ができない場合は、裁判離婚に移ります。裁判離婚が認められるためには、上記に示した民法770条で定められている「法廷離婚事由」が必要です。
「性格の不一致」は事由の中に含まれていません。
つまり、ただ単に性格が合わないというだけで離婚を認めてもらうのは難しくなります。その他の事情から「婚姻を継続し難しい重大な事由」があると認めてもらう必要があるでしょう。

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