離婚のメリットとデメリット

離婚を考えていると、つい感情的になって離婚を急ぎすぎたり、離婚後の生活が不安になって消極的になったりします。離婚には、メリットとデメリットの両方があります。
ここでは、離婚のメリットとデメリットについてご紹介します。

離婚する6つのメリット

離婚することで、主に精神的なメリットを受けることが多くなります。しかし、メリットがあればデメリットもあります。女性の場合は主に金銭面や子供に関することです。それぞれ確認していきましょう。

[メリット1 今抱えている不満やストレスからの解放]
今、あなたが抱えている不満やストレスは何ですか?離婚の理由で最も多い「性格の不一致」の場合、もしかすると朝から晩まで相手の行動や言動そのものが不満で仕方ないかもしれません。また、パートナーから精神的DVを受けていた場合、ずっとDVを受け続けることになるかもしれません。
離婚をすることで、今抱えている不満、ストレスから解放され、精神的に安定した生活を送ることができます。

[メリット2 今までやりたかったことができるようになる]
離婚をすることで別の人と再婚できる可能性もあります。初めての離婚を決断するのは勇気がいりますが、今のパートナーへの気持ちがすでに冷めていた場合などは、より自分にあった再婚相手を見つけて幸せになれる可能性もあります。
また、習い事や勉強、また起業するなど、今までパートナーに反対されてできなかったを自分の意志で始めることができます。

[メリット3 自由な時間が増える]
DVや嫁姑関係、親族との関係により自分の時間が割かれている場合は、その分の時間を自由に使うことができます。子どもを保育園等に送り出した後や子どもが寝た後の時間を自分の好きなように使えるようにります。

[メリット4 現パートナーのことで悩まなくなる]
今のパートナーの仕事が不安定だったり、将来的に不安があったりして夫婦関係はギクシャクしていると、必要以上に悩むことが多くなります。また、自分自身の将来を大きく左右する問題です。離婚をすることで悩みを減らすことができます。
[メリット5 ぎくしゃくした夫婦関係を維持しなくてもよくなる]
ご近所や会社、また親族の冠婚葬祭での出席などで、ぎくしゃくした関係を魅せることはできません。人の目を毎回気にしながら生活するのは、とても疲れます。離婚をすればそのことを周囲に伝わるので、一時的好奇な目で見られる場合もあります。しかし、夫婦関係に関して周りを気にしなくてもよくなります。
[メリット6 子どものためになる場合もある]
一般的に離婚は子どものためによくないと言われがちですが、片親から暴力や精神的DVや性的なDVを受けているという問題がある場合や、両親の不和から子どもが精神的に落ち着かないなどの悪影響が出ている場合は、離婚をすることで解決できることもたくさんあります。できるだけ早く離婚をすることをお勧めします。

離婚する5つのデメリット

[デメリット1:子どもがつらい思いをする場合がある]
親権を持たない親と会えず子どもが寂しい思いをする可能性もあります。メリットでのお話しと矛盾しますが、家庭によって事情は違います。シングルマザー、シングルファザーの子どもは、親に気を使ったり、また最近社会問題のひとつに挙げられる、ヤングケアラーになる可能性も高まります。
[デメリット2:生活水準が下がる可能性がある]
特に女性の場合、生活水準が下がる可能性が高まります。パートナーの年収の方が高かった場合は、趣味や贅沢に使うお金を削減するだけではなく、実際に生活費の切りつめを行わなければならなくなる可能性があります。
[デメリット3:親権を持った場合、経済的、精神的に負担が大きい]
シングルで子育てをするのは、経済的にも精神的にもとても負担です。女性の場合、慰謝料や養育費の受け取り、財産分与などをしっかり行ったとはいえ、それだけで安泰に暮らせる人はごくわずかです。経済的にどう自立するかをよく検討しましょう。

[デメリット4 慰謝料、養育費、財産分与で支出する可能性がある]
離婚の原因によっては慰謝料や財産分与といった金銭面での出費を求められる可能性があります。お金に関する重要なことですので、も詳しくわからないようであれば、専門官確認することをお勧めします。

[デメリット5: 親権は母親になる可能性が高い]
親権は母親が取得する場合が多く、子どもが小さければ小さいほどこの傾向は高くなります。父親は養育費を払い続けます。子どもとの生活を望んでいる父親は大きなデメリットではないでしょうか。
男性で離婚しても子どもとの生活を望む場合、子供中心の生き方ができるのかどうか、よく考えてみることをおすすめします。

離婚の前に、もう一度考えてみましょう

離婚に至るまでの原因と、その問題点を考えてみましょう。問題点が具体的になったら、それが改善可能なのか不可能なのかを考えていきましょう。改善可能であれば夫婦間で話し合ったり、他の人に相談して改善の道を探っていきましょう。
改善が不可能であれば、我慢するか別れるかの二択になります。どうしても我慢できないのであれば、本格的に離婚について考えて行きましょう。
離婚は、想像以上に時間も体力も、そして精神力も必要です。
改善にしても離婚にしても、ひとりで考えず、専門家に相談することをお勧めします。
[見出し:いきなり離婚をしない。まずは別居から]
いきなり離婚せずに、別居するなど一時的に距離を置いてみるのも一つの方法です。擬似的に離婚の状態を作り、相手がいない方が楽なのか、相手のありがたみに気づくのか、冷静に、客観的に考えることができます。

まとめ

離婚には精神的なメリットがある反面、経済的デメリットもあります。現時点でのデメリットばかりを考えるのではなく、一度冷静に離婚後の生活を考えてみることをお勧めします。また、離婚後の生活についての不安が大きい場合は、離婚を躊躇しがちです。
「なんとなく不安」はいつまでたっても解消できません。活用できる制度もあります。
自分のなりたい将来像を考えながら、冷静に判断することをお勧めします。

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