離婚後、どうしても親権が取りたい…どうしたら?VOL.1

未成年の子どもがいる場合、離婚届の「親権」の欄が未記入だと、離婚届は受理されません。子どもが小さければ小さいほど、母親が親権を取る場合が多い傾向にあります。 
経済的な不安や、養育費の問題、相手側が無理やり連れて行ってしまったなど、悩みや問題は尽きないと思います。
ここでは親権を獲得したいときの相談先や、親権獲得後の生活についての相談先をご紹介します。

親権について、問題別相談先

一口に「親権について」と言っても問題は様々です。まずは親権の何について聞きたいのかを整理しましょう。
大きく「どうしても親権を獲得したい」と「離婚後の問題」に分けられます。

①どうしても親権を獲得したい

「どうしても親権がほしいけれど、どういった点に気をつければいいのか」
「不貞行為をしたけど、親権は取れるかどうか」
「経済的に不安があるが親権を取れるか」など法的な相談をしたい場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

・弁護士事務所
弁護士は法律に関するスペシャリストです。親権に関する問題で、法律面からの今までの事例やアドバイス、有効な解決策を示してくれます。
インターネット「離婚」「親権」などで検索すると、特に離婚問題に強い弁護士事務所を調べることができます。まずは無料相談などを活用してみましょう。

・法テラス
法テラスとは、国によって設立された法的トラブルの解決のための「総合案内所」です。法的トラブルを抱えてしまったとき、まずは相談窓口として活用することができます。収入が少ない方には無料で3回まで相談をすることができる制度もあります。専業主婦やパートなどで収入が少ない方にはお勧めです。

②親権を獲得後の生活に対する相談先

親権獲得後の生活について相談したい方には、市役所・区役所での相談やNPO法人での無料相談などがあります。

・お住まいの市区町村の役所
まずインターネットで「離婚 親権 相談 お住まいの市区町村名」で検索してみましょう。お住まいの場所によって、常設で相談窓口があるところや、予約制のところ、また時間制限や回数制限があるところなど、対応方法は様々です。
また、市民課や子育てに関する部署では、離婚後の生活支援や子育て支援についても教えてもらうことができます。

・NPO法人
離婚や女性問題、子どもの権利などについての活動をしているNPO法人が数多くあります。無料相談を活用し、親権問題や離婚後の生活についてみることも良いでしょう。

親権問題を弁護士に相談するには・・・

ここでは、親権について弁護士に相談すべき人と、相談するタイミングについてお伝えします。

①親権について弁護士に相談すべき人は・・・

・相手が子どもを連れて別居してしまった
・暴力、モラハラなどで交渉ができない
・自分自身が子どもに対して虐待、育児放棄をして経験がある
・相手が親権を強く主張している

上記にひとつでも当てはまる場合は、個人で交渉することはとても難しいと思います。特に、最初にあげた、「相手が子供を連れて別居してしまっている場合」は、別居期間での養育実績が、親権獲得において重視されることがあるため、すぐに弁護士に相談してください。
「相手が暴力的、モラハラをする」場合も、話し合いにならないケースが多くあります。あなたが自分の感情をうまく説明できない、交渉が難しいといった場合も、弁護士が代理人として交渉することも可能です。
また、親権獲得で不利になることが考えられるのが、虐待や育児放棄です。父親である場合、親権を取れる確率が低いため、どちらも弁護士に相談することをおすすめします。

まとめ

ひとくちに「親権」と言っても」、その問題はたくさんあります。まずはどんなことが問題なのかをご自身の中で整理し、その問題に詳しい専門家のところへ行きましょう。
法律的な問題は、できるだけ早く、離婚や親権問題に詳しい弁護士に相談することをお勧めします。

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