離婚が大変だと痛感する理由続き

前回の記事の続き

辛い過去と向き合わなければならない

不貞やDV、モラハラなどが理由で離婚する場合など、配偶者の顔なんか二度と見たくないと思う方もいるでしょう。しかし、離婚では話し合いを設ける必要があるので、相手に会いたくなくても会わなければならないケースもあります。

すぐに離婚ができれば何度も辛いことを思い出さずに済みますが、相手が離婚に応じてくれない場合は、憂鬱な気分が拭えません。

さらに、証拠集めや嫌なエピソードなど、調停で話さなければならない場面では、辛い現実と向き合うことになります。辛い過去を思い出す作業では、肉体的にも精神的にも押しつぶされそうになるでしょう。

離婚後の生活に慣れない

離婚後の新たな生活に慣れるまでは、時間がかかります。いくら心の底から離婚したいと思っていた人でも実際に成立してみると、その後の生活は想像とは違うものだったと落胆する瞬間もあるのです。

「離婚したら嫌いな人との生活から解放されて自由になれる」と夢を見ていた人は尚更、現実の厳しさを痛感します。

金銭の面でいうと多くの場合、離婚後は女性の方が経済的不安を感じるようです。
一般的に母親が親権を得ることが多いのですが、約束していた養育費が支払われずに生活が困窮するケースも少なくありません。

また、子育てをしながら働くことの厳しさを痛感するという人もいますね。子供が病気になったときはどのように対応していくのか、万が一自分が倒れたらどのように生活を支えていくのかなど、配偶者がいる生活とは状況がガラリと変わるのです。

一方で、親権をとらなかった方も養育費を支払う義務が生じますから、生活に影響が出るでしょう。養育費は元配偶者のためにではなく、子供に認められた当然の権利です。

どれだけ元配偶者に対して憎しみがあっても、養育費を元配偶者が使い込んでいたとしても、子供のために支払わなければなりません。

離婚は終わりではなく、実際は新たな生活の始まりです。離婚したいと思っているときは新しい生活が輝いて見えるものですが、離婚してみると希望通りの生活になるとは限りません。

念願の離婚が成立した途端に虚無になることも

離婚に大変な労力をかけたぶん、終わった途端に無気力になってしまう人もなかにはいらっしゃいます。心身ともに疲労困憊してしまいやる気が出なかったり、気持ちが沈んでしまっていたり、精神的に不安定になる人もいます。

また、離婚の話し合いで相手を罵ったり、好きだった相手から悪意を向けられて辛い思いをする人もいるでしょう。

このように、離婚をすると多かれ少なかれ、必ず精神に影響があります。自由になれることが幸せだとは限らないのです。

共有財産の分け方や引越しが大変

離婚するにあたって、引越しをしなければならない方もいます。その場合、家電・家具といった共有財産の分け合いをどうするかというのも揉めやすいところですね。

一緒に使ってきた物を分けるとなれば争いに発展しやすいでしょう。特に、顔も見たくない相手の場合、共有財産を一つひとつ分ける作業でも辛く感じますよね。

さらに、共有財産を分けた後も、引越しがあり大変です。子どもと共に引っ越す場合には、子どもが使う物も全部持ち出さなければなりません。

離婚協議で疲れている最中の引越し、共有財産の分割では体力を消耗します。共有財産を分ける際にはリストなどを作り、話し合いがスムーズに行くように工夫しましょう。

まとめ

離婚は大変なものです。離婚に至るまでの時間や労力はもちろん、子供や周囲への影響力も大きいです。婚姻関係が長い人、子供がいる人は特に大変な思いをしますし、その後の生活や交友関係にも大きな影響を与えます。

離婚することと交際中のカップルが別れるのは状況が全く異なるのです。離婚による心身の疲労は並大抵のものではありませんが専門家に相談することで、その負担を軽減できます。

離婚では大変なこともたくさんありますが、離婚からまた人生は新たなスタートを切ります。大変なことは弁護士や周りの人に相談しながら一つひとつ乗り切ると心強いでしょう。

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