このページを見ている方は、もしかすると、配偶者から離婚を切り出されるかもしれないと心配をしているのかもしれません。

 

離婚を切り出されるかもしれないなと予想していた場合でも、実際に言葉にされると混乱するものです。

 

離婚を切り出された場合の対応方法は、もちろん、それまで夫婦関係、相手の性格、今後の方針等のたくさんの要素を考慮する必要があります。

 

ここでは、一般的に、守った方が良いポイントをあげてみます。

 

離婚したいけど不安な人、
離婚後の生活が不安な人のための名古屋の
「元気がでる離婚女性弁護士」森上未紗です(^^)

 

感情的な対応をしない

 相手を何とか説得したいと焦ったり、相手の言い分に怒ったり、相手を責めたり、泣きだりたりといった行動をとってしまうことも十分に考えられます。

 


しかし、配偶者が離婚を切り出したということは、時間をかけて考え、その結論に至っているということです。

 

感情的な行動をとってしまっては、「そんな相手とはやっぱりやっていけない」と思わせ、離婚に向けた決意をさらに強いものにしてしまいかねません。

 

感情が高ぶってきたら一度席を外すなどして冷静さを保って対応し、まず、相手の話を聞くことに集中しましょう。

 

離婚したい理由や条件を確認する

 

ちょっと想像してみてください。あなたは風邪をひいているので、「夕ご飯は温かい鍋がいいな。」とリクエストしたとします。

 

すると、相手は「鍋の気分じゃないから」と拒否し、あなたが理由を説明しようとしても「冷蔵庫のそばの賞味期限が近いからそばにするから」と押し切られ、冷たいお蕎麦を夕食にされたら、どう思いますか?相手に対して、どんな気持ちになりますか?

 

もし離婚する気がまったくない場合でも、相手が離婚したい理由さえ聞かずに反対されてしまうと、反感を持たれたり、気持ちを受け止めてもらえないという印象を与えてしまいます。

 

相手が離婚したいと思っている理由を確認することはとても大切です。

 

理由を聞いていると、反論したい気持ちになってしまいます。しかし、ぐっと我慢して、聞き役に徹しましょう。

 

理由が確認できたら、離婚に同意するかどうかは持ち帰って考えてくることにします。

 

「あなたが離婚したい理由はわかった。ただ、すぐには返事ができないので、少し時間が欲しい」ということを伝えましょう。

 

できれば、相手が離婚について条件を決めているのかどうかも確認しておきます。

 

離婚についての条件というのは、夫婦で貯めてきた財産を分ける「財産分与」、不倫や暴力等によって発生する「慰謝料」、お子さんがいる場合には「養育費」や「面会」などです。

 

自分がどうしたいのかをよく考える

冷静になって、離婚したいという相手の気持ちにどのように答えるのかを考えます。

 

離婚をする場合には、離婚条件についても考えていかなければなりません。
弁護士に相談をした上で決めていくのが安心です。

 

ある条件に相手が同意をする場合には、離婚するという答えになることもあります。
例えば、「慰謝料を500万円もらえるなら、離婚しよう。」、「子どもの親権をもらえるなら、離婚しよう。」というものです。

 

このような場合、弁護士に相談をして、その条件を提示することが妥当なのかを確認することをお勧めします。なぜかというと、条件に相手が同意しなかった場合には、裁判所での争いになることが予想されます。

 

その場合にどのような結論になるのかを知っておかないと、結果的に、こちらの要求が通らず、時間もかかり、精神的にも経済的にも追い込まれてしまうような状況になりかねないからです。

 

修復を望む場合には、関係修復のために努力を続ける覚悟が必要になります。それまでとは異なるレベルで相手に対する気遣いをして生活することになりますし、いつ同じように離婚を切り出されるのかという不安も付きまといます。

 

その覚悟をした上で、具体的に、関係を修復するために、相手が離婚したい理由をどのように解決していくのかを考えます。

 

ときどき、「相手の思い通りになりたくない」という消極的な理由のみで離婚に応じないことを選ぶ方もいます。

 

確かに、相手が身勝手な理由で離婚を希望していたり、嘘をついて離婚しようとしているような場合には、きちんと責任を取らせたい、相手の思い通りになるのはおかしいと思ってしまうのも当然です。

しかし、人生の大切な時間をそのようなことで相手に使うことで、さらに犠牲を払うことにもなりかねません。

 

後で後悔することのないよう、じっくり自分と向き合いましょう。

 

後日に改めて話し合いをする

 

自分の気持ちの整理がついたら、相手と話し合いを行います。
二人だけで話をすると言い争いになったり、話が進まなそうな場合には、親族、友人、弁護士に同席してもらうこともオプションとして考えましょう。

 

離婚する方向で話をする場合には、条件面での話し合いが主になります。

 

修復について話をする場合には、その理由を説明するとともに、相手が離婚したい理由に対する解決策を伝えたり、少し別居期間を置く等の修復に向けた方法も提案してみましょう。

 

話し合いでの解決が難しい場合には、弁護士を介して協議をしたり、裁判所の調停という制度を利用して話し合いを進めることになります。

 

いかがでしたか?

 

離婚はとても大変な作業になることが多いですが、そのプロセスに後悔が残ってしまうと、大きな傷となってしまうこともあります。
不安が大きい場合には、早めに弁護士や夫婦問題のカウンセラーさんに相談しましょう。