離婚をするときに、どうやって引っ越しを進めるかわからない!というご相談を受けることがあります。

 

普通の引っ越しでも大変なのに、離婚するときの引っ越しなんてなんだか大変そうと思うかもしれません。

 

今日は、離婚による引っ越しで必要な手続きとタイミングについてご紹介します(^^)

 

事前に準備をして自分の伝えたいことを確認して、どんどん相談してください(^^)

 

離婚したいけど不安な人、
離婚後の生活が不安な人のための
「元気がでる離婚弁護士」森上未紗です(^^)


この記事を読まれている方は、 こんなことを感じている人もいるかもしれません。

 

「離婚を考えているけど、引っ越しの際に何をもっていけばよいの?
旦那のものと自分のものどうやってわければよいの?」 と。

 

でも離婚するとなると引っ越しはほとんどの人が経験することです。

 

でも、安心してください。

 

これまで様々な相談に乗ってきた経験から引っ越しについての手続きは熟知しています。

では、どのような準備が必要かを見ていきましょう。

 

夫婦間での協議で離婚を解決する場合


そもそも、離婚する夫婦の8割は夫婦や家族内の話し合いによって、離婚に関する問題を解決します。


その場合には、引っ越しについても、持っていくものや時期について話し合いをして決めることになります。

 

時期については、お子さんの進学や離婚後の生活を考えて決めていきます。同居をしながら離婚の話し合いをすることで精神的な負担を感じる場合には、早めに別居をして話し合いをする方が良いかもしれません。

 

持っていくものについては、結婚前からの持ちものや婚姻中に個人のものとして購入したものは、その所有者が持っていきます。婚姻中に購入した家電や家具等については、どちらが取得するのかを話し合って決めます。

 

弁護士が間に入って協議離婚する場合

離婚で弁護士が依頼を受けるのは、夫婦間での話し合いや家族を含めての話し合いでは解決が難しくなっているときです。なので、ご依頼を受ける時点で、すでに別居をしているケースが多くなります。

 

別居をするときの状況は、家庭によってさまざまです。
別居をすることに双方が納得した上で別居することもありますが、配偶者に知らせることなく突然家を出るケースもあります(このような別居は許されるのですか?というご質問をいただくことがよくあります。

 

自分の荷物をすべてまとめる時間がなかったり、共有のものについてどちらが取得するのかを別居後に決めた場合には、離婚の協議中や協議が終わった後に荷物を送ってもらったり、引っ越し作業をして荷物を運び出したりできるのが通常です。

 

なので、別居をするときに時間的な余裕がない場合、すべての荷物を運び出す必要はありません。(相手によっては、嫌がらせとして、必要なものとわかっていても荷物を捨てられてしまったり、売られてしまったりすることがあるので、大切なものは運び出しておく方が良いでしょう。)。

 

荷物を運び出す必要がある場合、当事者のみで対応が可能ならば良いのですが、それが難しい場合には、弁護士が立ち会います。

 

引越しの手続き

まず、事前に弁護士を通じ、双方が取得を希望する家財道具を出し合います。そして、どちらが何を取得するのかを決めます。

 

家財道具の取得について協議がついたところで、両当事者と双方の弁護士が集まることができる日程の調整をします。

 

事前に荷物をまとめておくことができる場合には、準備をしてもらいます。相手のために荷物をまとめる労力を割きたくない、触られなくない、どこにあるのかわからない等の理由から事前の準備ができないこともあります。

 

当日は、運び出す荷物の量に応じて車や業者を用意し、運び出し作業を行います。
時間が限られていますので、運び出したいものは明確にしておくと良いでしょう。また、荷物の運び出しに協力してくれる人は多い方が良いですが、関係性によっては立ち入りを拒否されることがあります。弁護士を通じ、事前に協力してくれる人たちの立ち入りについて確認しておきましょう。

 


また、作業中に不要なものを押し付けられたり、運び出しのために立ち入れる部屋が限定されたりといったこともあります。感情的に対応することは避け、弁護士に対応を任せましょう。

 

荷物を運び出す側は、家は自分のものでもあり、また、所有物があるので、家に入る権利があると感じています。
しかし、自宅に残っている側は、自分が住んでいる家であり、紛争の相手になっている人には立ち入って欲しくないという気持ちがあります。

 

それまでの生活や紛争の経緯によっては、相手の気持ちに配慮できなくなっていることがあります。しかし、ここで争ってもお互いが嫌な思いを重ねるだけですので、冷静に対応するようにします。

 

なお、不要物については、その処分をどちらがするのか、その処分費用をどのように負担するのかを協議します。
処分費用として高い金額を請求されるようなケースもあります。そのため、領収書を資料として出してもらうようにして、適切な金額かどうかの確認をします。

 

離婚の協議後に荷物の運び出しが終わると、いよいよ新しい生活が始まります。
引っ越しは気が重い作業かもしれませんが、あとひと踏ん張りです。