状況・背景等
依頼者である妻は,結婚後,夫から「育ちが悪い」,「お前のせいで子どもがだめになる」などといった暴言を繰り返しぶつけられていました。また,髪を引っ張る等といった暴力も受けていました。
実施したこと
夫はDVやモラハラを否定しましたが,警察・病院への相談記録や録音等を証拠として提出し,裁判で争いました。
得られたこと
離婚を認める判決を得ることができました。
DV及びモラハラによる離婚事件のポイント
モラハラは,証拠を得ることが難しく,悔しい思いをすることも少なくありません。ただ,そうだとしても,モラハラを受ける状況を甘受しなければならない理由にはなりません。離婚を決断することで,精神的な苦痛から解放され,明るくなっていく方を何人も見てきました。まずは一度,周囲の人,女性相談センター,専門家等にご相談してみてください。