裁判所から手紙がきた

裁判所からの手紙が届いたときの対処法

まずは冷静になり、状況を把握する

突然裁判所からの手紙が届くと、驚きや不安で一瞬ドキッとしてしまうものです。しかし、焦る必要はありません。この状況には対処できる方法がたくさんあるからです。

手続きの内容を確認し、対応の必要性を考える

最初にするべきは、あなたに対して行われている手続きがどのようなもので、対応する必要があるのかどうかを考えることです。手続きの内容によっては、必ずしも出席や対応が求められるわけではありません。たとえば、夫婦関係調整調停、いわゆる離婚調停が行われている場合、あなたが離婚に応じたくないと考えているのであれば、出席しなくても裁判所が勝手に離婚を認めることはありません。ただし、調停が終わると、裁判へ進む可能性が高まりますので、その点も考慮する必要があります。

対応方法を選択する

もし手続きに対応する必要がある場合、自分で対応するのか、弁護士を雇うのかを決めることになります。自分で対応しつつ、弁護士に相談しながら進めることも可能ですし、初めは自分で試みてみて、難しそうであれば後から弁護士をつける方法もあります。この選択は、あなたが感じている精神的な負担や争いになっている内容、相手方が弁護士を雇っているかどうか、さらには担当の調停員との相性などによって変わってくるでしょう。自分で判断するのが難しい場合は、ぜひ相談に来ていただき、一緒に考えることができます。

自分で対応する際の注意点

自分で対応する場合、提出する書類の書き方や内容について弁護士に確認することが大切です。なぜなら、提出する書面は基本的に相手側にも見られるため、見られないように工夫したり、見られても問題ないような内容にする必要があるからです。また、裁判所で手続きがどのように進むのか、そしてあなたが自分の意見をしっかりと主張するための方法についても、アドバイスを受けておくことをお勧めします。

専門家に相談し、しっかりと準備を整える

このような状況では、専門家の助けを借りてしっかりとした準備をしていくことが重要です。早めに弁護士に相談することで、心の負担を軽くし、スムーズに手続きを進めることができます。自分の未来を守るためにも、ぜひお気軽にご相談ください。

YouTube配信中
元気が出る離婚弁護士 森上未紗のチャンネル 離婚の知識や解決事例など配信中!