マリッジブルーとは?原因と効果的な対処法
マリッジブルーとは、結婚が決まり幸せを感じているはずの男女に訪れる可能性のある精神的な症状のことを言います。
実は意外にもマリッジブルーを感じたことのある女性は多いようです。
「幸せなはずなのになぜか気分が落ち込んでしまう」、「本当にこのまま結婚していいのか急に不安になってしまった」というような不安を覚えたり、気分が落ちこんで憂鬱になったり、しまいには結婚破棄に至る可能性もあります。
一体なぜこのような精神状態に陥ってしまうのか、その原因や有効な対策をご紹介していこうと思いますので、参考にして頂ければと思います。
マリッジブルーに陥る原因
結婚後への不安
マリッジブルーの最大の原因といえるのが「結婚後への不安」です。
習慣が変わったり、住む環境が変わったりと、結婚することで生活のあらゆる面に変化が生じることがほとんどです。こうした「変化」により、結婚後の生活に対して漠然とした不安を感じやすいのです。
パートナー・親への不満
パートナーやパートナーの親、自分の親などへの不満から、マリッジブルーを感じることがあります。
不満を抱えたままですと、当然楽しい結婚生活を想像することはできません。「もしかしたら結婚しても幸せになれないかも」、「今のままが良い気がする」など、だんだん結婚に対してネガティブになってしまいます。
準備で忙しくなったことによるストレス
結婚が決まると、さまざまな準備で忙しくなり、ストレスを抱えることが多いです。このストレスがマリッジブルーを引き起こすことが少なくありません。
自分ひとりで準備をしているように感じてイライラ
「忙しくて自分の時間が持てない」、「忙しくて余裕がない」、「忙しくて楽しくない」など、忙しいというだけでネガティブな感情を抱くことが増えていってしまうものです。
マリッジブルーを感じたら、「もしかしたら忙しいからかもしれない」と、自分を客観視してみましょう。
マリッジブルーは一過性のものであることが大半です。放置しておいても問題ないような、いわゆる「気の迷い」と呼べる類のものであることが多いでしょう。
しかし、一過性とは言っても今まさに直面している人には大きな問題です。これから、対処法をご紹介しますので、マリッジブルーを乗り越えるための参考になれば幸いです。
マリッジブルーの対処法
婚約を解消しても良いという意識を持つ
結婚は義務ではありませんし、今しなくてはいけないものでもありません。
もし思いが揺らぎ、今は結婚を考えられないという気持ちになってしまった場合は、無理に進めなくても良いと思います。
「絶対に結婚しなくてはならない」ではなく、「いざというときは婚約解消という対応がある」と思っていれば心に余裕が生まれやすくなるでしょう。
パートナーとちゃんと話し合う
結婚生活では、マリッジブルーよりも深刻な問題に直面する可能性が高いですよね。マリッジブルーの状態にしっかりと向き合い、話し合いを重ねて一緒に乗り越えることで、さらに絆を深めることができるチャンスに変えることができます。
「私はこんな不安を抱えている」とパートナーに話すだけでも、精神的にだいぶ楽になると思います。
あまり深く考えないようにする
これは一時的なものだと割り切って考えましょう。マリッジブルーの期間は平均で1週間、長くても1ヶ月くらいで、それを過ぎれば何もなかったかのようになることも多くあります。
2人の思い出を振り返る
パートナーとの思い出の写真などを見ながら、付き合いはじめのころや一緒に旅行に行った時など、これまでの楽しかった思い出を振り返ってみましょう。
将来の楽しい場面を想像する
将来の楽しい場面を想像することは、マリッジブルーの対処法の一つです。
特に、結婚後の生活に不安がある場合、楽しい将来をイメージすることで結婚後のネガティブなイメージが和らぐでしょう。
「結婚後にやりたいこと」、「結婚後に期待できること」などをポジティブに想像してみてください。
マリッジブルーは昔から多くの花嫁が感じていました。もちろん、現代の花嫁も例外ではないでしょう。
今回紹介させていただいた効果的な対処法をヒントにしながら、自分の心と向き合ってみてはいかがでしょうか。