新婚なのに「離婚したい」と思う理由
新婚なのに、「離婚したい。」という気持ちになってしまうと、自分がおかしいのではないかと考えてしまうことがあるのではないかと思います。
しかし、実は、結婚してすぐに離婚するというケースも少なくありません。新婚なのに離婚したいと思うようになるのはどのような理由が多いのか、ご紹介します。
妊娠した
女性は妊娠すると、妊娠による女性の体内のホルモンバランスの乱れによって、夫に対する不満やコントロールできないイライラを抱えてしまうことがあります。このようなホルモンバランスの乱れは、産後1年程度続くと言われています。
ホルモンバランスの乱れがなくなってくると、冷静になり、イライラを抱えていたときの状況についても客観的に考えられるようになるようです。妊娠・出産により夫婦関係がおかしくなっているなと感じているようなときには、ホルモンバランスによる影響である可能性についても考えて、離婚せずに数年間様子を見るのもひとつの選択肢です。
環境が変わった
特に女性は、結婚をきっかけに環境が変わることが多いです。たとえば、仕事を辞めて専業主婦になる人、地元を離れる人、実家暮らしから二人暮らしや夫の両親との同居になる人などです。その環境の変化によって生じるさまざまなストレスが蓄積されて、離婚を考えるようになるようです。
結婚して同居を開始すると、二人の間で価値観の違いで衝突が起こることはもちろんありますが、それに環境の変化によるストレスが加わると精神的な負担があまりに大きくなってしまい、「こんなことなら結婚しなければよかった」と結婚を後悔する人もいます。
恋愛感情がなくなった
結婚後、配偶者を愛せなくなった、配偶者からの愛情もなくなったと感じ、離婚を考える人がいます。恋愛中は文字通り「恋は盲目」状態で、相手のことは何でも許せたのに、結婚して一緒に暮らすことが日常になると、急に相手の欠点が見えてきてしまったり、感情のもつれやすれ違いが重なって気持ちが離れてしまい、結婚を後悔することもあるようです。
特に結婚生活や相手に対する期待が大きければ大きいほど、恋愛感情が冷めて冷静になったときに「こんなはずじゃなかった」と、結婚生活に失望する可能性が高いです。
生活習慣・生活リズムの違い
パートナーとの生活習慣や生活リズムの違いから、離婚を希望される方もいらっしゃいます。一人暮らしの場合は、自分の生活リズムやライフスタイルに合わせて生活することができますが、結婚して一緒に生活するようになるとそうはいきません。結婚したことで生活がガラリと変わってしまうため、ストレスを感じる人も多いのではないでしょうか。
また、外出から帰ってきて手を洗わない、夜お風呂に入らずに寝てしまう、ゴミをゴミ箱に捨てないなど、パートナーの生活習慣が違うことにストレスを感じる方もいらっしゃいます。
お互いにストレスに感じる点を話し合って解決し、お互いが心地よいライフスタイルを築ければいいのですが、それが難しくて離婚の方向に気持ちが向いてしまうことがあります。
新婚なのにセックスレス
最近結婚したけれど、セックスレスになってしまったという場合、「離婚」の2文字が頭をよぎります。結婚前はなかなか会えず、会うたびに新鮮さがあったとしても、結婚して一緒に暮らすとその新鮮さが失われ、気づいたらセックスレスになっていた、ということもあります。また、仕事が忙しいと「体を休めたい」という気持ちから、相手の誘いを断りがちです。
「もっと一緒にいて愛し合えると思っていたのに」と残念に思う方もいらっしゃるでしょう。一刻も早く子供が欲しいと思っている人にとって、非協力的な配偶者は残念な存在になりかねません。実際、セックスレスを含む「性的不調和」は、離婚の主な理由の一つです。
結婚後に隠し事していることが分かった
結婚後に配偶者が何かを隠していることが分かると、信頼が一気になくなってしまい、離婚を考えてしまうことがあります。借金、離婚歴、交際時の浮気、収入、年齢、犯罪歴等を隠されていると、詐欺にあったような気持ちになってしまいます。
結婚してすぐに離婚する場合には、何年も結婚生活をした後で離婚するよりも、離婚の協議が早くスムーズに進むケースが多いようです。ただ、一度結婚までした縁をどのように終らせるかということは、その後の人生においても意味を持つものになります。カウンセリングを受けてみたり、とことん話し合いをしてみたりして、納得がいく決断ができるようにしてみてください。
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