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DV夫から離婚し親権を得た30代女性

元夫との出会いは職場でした。当時は先輩として頼もしく感じられ、お付き合いを始め、結婚を決意しました。その後、郊外のマンションを賃貸して婚姻生活をスタートさせました。結婚してしばらくした頃から、ちょっとした口論がきっかけで身体的な暴力が始まりました。お腹を蹴られたり、友人との旅行中には胸ぐらをつかまれることもありました。子どもたちの前での口論の末、「長男は絶対に渡さない」と怒鳴られ、包丁を向けられ、投げ飛ばされるという事態に発展しました。子どもたちはパニックで泣き叫び、このままでは解決できないと判断し、森上弁護士に依頼しました。離婚を考え始めたのは結婚から10年ほど経った頃で、友人たちに背中を押してもらいながら決断に至りました。

最大の不安は、自分の意見がすべて否定されてきた経験から、離婚を伝えても否定されるだろうという恐れでした。実際に離婚を伝えたところ、予想通りの反応があり、両家の親も介入してきました。特に元夫の親からは攻撃的な対応を受け、自分では解決することが困難だと判断しました。また、親権を失うかもしれないという不安も大きかったです。離婚調停がいつ終わるのかという不確実さも、心理的な負担となっていました。

離婚を決意する前は悩むことが多かったですが、手続きを始めた後は「やるしかない」という気持ちが強くなり、落ち込むことは少なくなりました。子どもが留学するタイミングで離婚を成立させたいという目標があり、それに向けて進めていきました。元夫が代理人を立てるまでは進捗が思わしくありませんでしたが、その後は徐々に進展していきました。離婚が成立した後は、このまま子どもと生活を続けていけるという安心感を得られました。

離婚を検討している方には、自分に合った未来があると信じてほしいと思います。自分一人では乗り越えられないこともあるので、信頼できる人に頼ることが大切です。私の場合は母が同居してサポートしてくれるようになり、子どもの面倒を半分見てもらえることに感謝しています。婚姻中は子どもの習い事も難しかったですが、離婚後は習い事にも通えるようになり、子どもたちにとってもプラスの影響がありました。現在、子どもたちは月に2回元夫と面会交流をしており、その関係は良好です。自分で乗り越えられると思う人は弁護士に依頼しなくても良いかもしれませんが、難しいと感じる場合は、信頼できる弁護士や友人に頼ることをお勧めします。

弁護士 森上 未紗 

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