弁護士・カウンセラーとともに離婚を乗り切った30代女性
年齢
30代
職業
パート
Background
ご依頼の経緯
元夫とは趣味のバレーボールサークルで出会いました。もともと結婚願望があり、結婚を前提に交際を始め、3年半の交際期間を経て結婚しました。結婚後しばらくして元夫の帰宅が遅くなり始め、浮気を疑いましたが、確かめる勇気がありませんでした。ある日、元夫からセックスレスや金銭感覚の違いを理由に離婚を切り出されました。そこで探偵を雇い浮気調査を行った結果、不貞行為が発覚しました。元夫から離婚を切り出された当初は関係修復を希望し、夫婦カウンセリングも受けましたが、不貞の事実が発覚し、それをごまかすために嘘を重ねる夫の姿を見るうちに、離婚を決意するに至りました。元夫と直接交渉することは避けたいと考え、森上弁護士に依頼しました。
相談する前に感じていた不安や心配
当時はパートで働いていたため、経済面での不安が大きかったです。また、現在の生活がどのように変わるのか分からないという漠然とした不安も抱えていました。これらの不安を解消するために、夫婦カウンセラー、森上弁護士、友人などに相談して対処しようと努めました。精神的にも非常に落ち込んでいる状態でした。
解決に至るまでのプロセスで印象に残っていること
森上弁護士に代理人をお願いし、お互いが会わずに調停で進めていったことが印象に残っています。離婚調停中の不安に対処するために、毎日夜に歩くことで気持ちを落ち着かせていました。この行動が精神的な支えとなりました。離婚が成立した後はすっきりとした気持ちになり、新たな一歩を踏み出す心の準備ができました。
これから相談を考えている方へのメッセージ
離婚を検討されている方には、離婚事件を多く経験している弁護士や夫婦カウンセラーに相談することをお勧めします。家族や友人も大切なサポートですが、専門的な立場からのアドバイスは特に心強いものです。友人に相談した際、「聞いてあげることしかできなくて申し訳ない」と言われたことがありますが、確かに人生がかかった問題に気軽にアドバイスをすることは難しいと思います。そのようなときに、弁護士や夫婦カウンセラーの存在は大きな支えになります。また、夫婦カウンセリングを通じて自分自身の課題にも気づくことができました。離婚は辛い経験ですが、成長の機会でもあると感じています。
Comments
担当弁護士のコメント
本事例は、信頼関係の崩壊という深い心の傷を経験されながらも、冷静に状況を把握し、適切な判断をされたケースです。特に印象的だったのは、離婚調停中の不安に対処するために日々のウォーキングという自分なりのメンタルケア方法を見つけ出されたことです。また、夫婦カウンセリングを通じて自己理解を深め、将来に向けた建設的な視点を持つことができたことも素晴らしい点でした。離婚後の感情の整理についても、波はあるものの、冷静に過去を振り返る力を身につけられています。この経験から学んだことを糧に、新たな人生のステージで幸せを見つけられることを心から願っています。
弁護士 森上 未紗
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