この記事では、浮気や不倫が確実なものだとわかったときに考える2つのポイントをお伝えします。
浮気や不倫が確実だと判明したら…
ひとまずは、深呼吸です。ここで取り乱したり、相手を突き詰めたりしてはいけません。うまく言いくるめられてしまったり、証拠を消されてしまうかもしれませんからね。大変ですが、まずは冷静になり、客観的になることを意識しましょう。
① 夫婦関係をどうするのかを考えましょう。
パートナーの不倫がわかった後、どのような判断をするのかは、本当に人それぞれです。一度は許すことにする人、許せないから離婚を決める人、パートナーや不倫相手の反応を見てから決める人、別居して様子を見る人等、判断はさまざまですが、どれが合っていて、どれが間違っているということはありません。
離婚する方法や条件といった専門的な知識も必要になってくると思うので、1人で考えても答えが出ないようであれば、離婚カウンセラーや弁護士に相談してみるのもおすすめです。
離婚しないという方針をとるのであれば、かなり強い気持ちを持つことが大切です。というのも、一度は許すと決めても、その後も何かと不安になってしまったり、パートナーを責めたりしてしまうと、完全に修復して幸せな生活を送るということ難しくなってしまうからです。「もてない人より彼女ができるくらいの方が良いわ。」、「最終的に私が一番なんだから、気にしないでおこう。」くらいの気持ちになれると、引きずらないかもしれません。
② 慰謝料を請求するか考えましょう。
既婚者がパートナーに不倫をされた場合、精神的な苦痛を受けたとして、パートナーと不倫相手に対して慰謝料を請求することができます。離婚する・しないに関わらず請求が可能です。
また、パートナーには請求せず、不倫相手だけに対して請求することも可能ですので、自分が受けた精神的ショックはどの程度なのか、慰謝料を請求するかどうか冷静に考えましょう。不倫相手にだけ請求した場合には、不倫相手からパートナーに対して、支払った慰謝料の半分を支払えと請求される可能性もありますので、頭の中に入れておきましょう。
なお、不倫相手が、パートナーが既婚者であることを把握していなかった場合には、請求が認められないこともあるので、注意が必要です。
慰謝料を請求したり、離婚するとしても有利な条件を求める場合、不倫や浮気に関して決定的な証拠が必要になります。自分で動いてしまってパートナーに見つかってしまうと、その後、証拠を取得することが難しくなってしまうかもしれません。そのため、まずは専門家に相談することをお勧めします。