離婚慰謝料の相場は?離婚理由など金額に影響する要素や請求方法を解説

離婚における慰謝料:請求の条件と種類

離婚時の慰謝料というものは、離婚するからと言って必ずもらえるものではありません。この記事では、慰謝料が請求できるケースと、その種類について詳しく解説します。

慰謝料を請求できるケース

慰謝料が認められるのは、以下のような「不法行為」が離婚の原因となった場合です:

  • 不貞行為(浮気・不倫で肉体関係があった場合)
  • DV(身体的暴力)
  • モラハラ(精神的暴力)

法的根拠

慰謝料の種類

1. 離婚原因となった行為についての慰謝料

不法行為(不貞行為、DVなど)により生じた精神的苦痛に対する賠償

2. 離婚慰謝料

離婚そのものにより生じた精神的苦痛に対する賠償

時効に関する重要な注意点

慰謝料請求権の消滅時効:

  • 不貞行為の相手への請求:事実を知ってから3年
  • 配偶者への請求:離婚時から計算開始

まとめ

離婚時は精神的に追い詰められがちですが、後悔しないためにも、以下の点に注意が必要です:

  • 慰謝料請求の可否を慎重に検討する
  • 必要に応じて弁護士に相談する
  • 時効期限に注意する

専門家に相談することで、より適切な判断と手続きが可能になります。

森上未紗 弁護士
(愛知県弁護士会所属)

弁護士(弁護士法人ハレ名古屋支所)

離婚問題・相続問題に注力しています。年間離婚相談件数120件以上。「依頼者の気持ちを上向きに」精神面でもサポートし、笑顔あふれる未来に導けるように寄り添って対応いたします。

離婚問題
男女問題
遺産・相続
浮気・不倫・慰謝料

離婚解説書TOP

離婚慰謝料の相場は?離婚理由など金額に影響する要素や請求方法を解説」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

YouTube配信中
元気が出る離婚弁護士 森上未紗のチャンネル 離婚の知識や解決事例など配信中!