浮気やDV、著しい浪費など、一般的に離婚原因にあたるような行為を旦那がしているわけではないけれど、それでも離婚したいと思っている方も多いでしょう。
旦那からのストレスに限界を感じて離婚したいと思っていても、シングルマザーへの不安や自分の我慢が足りないのではないかという気持ちから離婚するべきか深く悩んでしまいますよね。
ですが、無理をしてストレスを感じる相手との生活を維持することで病気になってしまったりする危険性があります。
今回の記事では、ストレスを感じる夫の特徴と、危険性について紹介します。
離婚するにせよしないにせよ、まずはその原因を考えてみることが正しい解決策を探るための第一歩となるでしょう。
ストレスを感じる夫の特徴
旦那が家庭を省みない
夫があまりにも家庭を省みず、改善をする気がない場合は離婚を検討した方がいいでしょう。
家にいてもダラダラしているだけで家事も育児も手伝ってくれない、たまに手伝ってくれても的外れなことばかりして使い物にならないなどのパターンが多いようです。
それでも収入が高くて豊かな生活をさせてくれるのなら我慢もできるでしょうが、収入が少ないと「役に立たない」と感じてしまうことでしょう。
言葉遣いが悪く、意味もなく高圧的
本人は感じたままを口にしているだけでも、言い方がキツいと言われた側は喧嘩している気分になってしまいます。
もちろん、きちんと仕事をしてそれなりの収入を稼いでくれている旦那も多いはずです。
それでも、意味もなく汚い言葉遣いを使われて、高圧的な態度をとられると、奥様がストレスを受けてしまうのも当然です。
妻側も家事や育児をきちんとやっているのに、それは当たり前のことだと思われて感謝のひと言もかけてもらえなければ、報われないでしょう。
口うるさく言ってくる
家事や仕事、子育てなどを頑張っているのに不満や不足点を指摘されると、女性は「せっかくやったのに」と怒りを感じてしまいます。
食事を作った時に実家の味と違う、掃除をしたらまだホコリが残っているなどと細かいことに文句ばかり言われると、妻のやる気も失せてしまうでしょう。
特に毎回口うるさく言うタイプの旦那だと、妻も「言っても無駄だ」と考え、黙ってストレスを溜めるようになります。
旦那へのストレスが原因で起きてしまうこと
旦那へのストレスが限界を超えると、心身が故障する原因となってしまう危険性があります。
精神的な失調は不眠や食欲不振等の肉体的な失調に繋がり、生活のリズムを狂わせてしまう可能性があるのです。
それによっておきてしまう事態について紹介します。
自分や子供に精神・身体に不調が出てしまう
母親が精神的に安定していないと子供は不安を感じます。極端なケースかもしれませんが常に他人の顔色をみたり気をつかい自己表現できない性格になる可能性があります。
不眠症・拒食症・胃潰瘍などの身体に不調が出る
夫によるストレスが元で、慢性疲労・下痢・頭痛や食料不振、不眠、うつなどの症状に悩まされてしまう危険性があります。
こういった夫の言動によるストレスで妻の自律神経やホルモンバランスに失調をきたし、それが原因で心身に不調をきたす病のことを「夫婦病」ともいいます。
検査を受けても肉体的な異常はなく、夫が出張や休日出勤などでいないときには症状が治まるのが特徴です。
ストレスによる体調不良で入院してさらに悪化してしまう
夫婦病による身体の不調は、長期入院が必要であったり、最悪命に関わる可能性もあります。
入院中や不調で動けない時に、旦那が家事や育児を都合よくしっかりしてくれるとは限りません。
小言や文句が増えたり、暴言を言われさらに悪化する可能性があります。
このようなリスクを抱えたまま生活することは難しいと思うのであれば、思い切って離婚するという選択をするのは決して間違ったことではありません。
旦那からのストレスを我慢しすぎてしまうと、うつなどの精神病になってしまう可能性もあります。そういった場合には離婚も視野に入れた解決策を検討することをおすすめします。
また、場合によってはDVと判断すべき場合もあります。
さらに、このようなストレスを我慢した結果、子供にとってトラウマになってしまったり、性格に悪影響を与えてしまうかもしれません。
旦那からのストレスに限界を感じ、とにかく話したい人は一度カウンセラーに相談することをおすすめします。
また、離婚を行う場合は弁護士に相談することで、夫からストレスを受けた分有利な条件でスムーズに離婚を進められるでしょう。